このブログはシリンジ法について紹介していますが、おすすめできない場合についても紹介しています。
よく読んで、シリンジ法をやってみるかどうか判断してください。
(※個人的にはおすすめしています)
『タイミング法』
不妊治療をはじめて、一般的に最初に取り組むのが「タイミング法」です。
タイミング法とは、「医師が排卵日を予測し、その前後で夫婦生活を持つことで妊娠確率を高める」方法です。
引用元:不妊治療net タイミング法とは?費用といつ病院に行くかを簡単解説【不妊治療net】 (funin-info.net)
各種の不妊に関する検査を行った後、または検査と同時に平行しながら妊娠しやすいタイミングに性交渉を計ります。
結論から言うと、私はタイミング法では妊娠することができませんでした。
さらに言うと、自然な性交渉はほとんど行っていませんでした。
どういうことかというと、私たち夫婦がもちいていたのは『シリンジ法』です。
『シリンジ法』
シリンジ法とは
シリンジ法とは、精液をカップに採取して、それをやわらかいカテーテルをつけた注射器型の注入器で膣に入れる方法です。
カテーテルとか注射器とか、なんだか物々しいように感じてしまいますが
簡単に言うと『男性器が膣内で射精するのを、女性がセルフで再現することができる方法』です。
この方法をとるカップルには、以下様々な理由があると思います。
・妊活の精神的プレッシャーで性交渉がうまくできなくなってしまった
・男性が膣内射精障害である
・女性が性交に痛みを感じる
・そもそも性的接触が苦痛、セックスレス
・関係性が家族になってしまって、ムードを作るのが難しい
おそらく中でも、妊活の精神的プレッシャーによって関係がギクシャクしてしまった事に悩み、このシリンジ法にたどり着く方が多いのではないかと思います。
私の場合は、上記の理由の
「女性が性交に痛みを感じる」以外の全てが原因でシリンジ法を用いていました。
シリンジ法のメリット
シリンジ法のメリットは以下にあげられます。
私にとって最も大きなメリットは『排卵日に確実に合わせることができる』ことでした。
不妊治療に通って排卵日を特定し、絶対にタイミングをとらなくてはいけない日に膣内で射精できないとなってしまうと、その日に合わせて通院してきた意味がなくなってしまい、号泣するしかありませんでした。
今考えるとそれもお互いのプレッシャーを高めてしまう悪い振る舞いですが、当時は本当に精神的に追い詰められていて、何度も妊活をやめたくなっていました。
ですがシリンジ法であれば、お互い向き合ってプレッシャーを感じ合う事もなく、協力することができます。
私はシリンジ法に精神的に救われたので、妊活で同じような悩みがある方には、個人的にはおすすめします。
シリンジ法のデメリット
シリンジ法は、不妊治療を行う病院でも採用している所もあるそうですが、
私が通っていた病院では「シリンジ法は医療の分野として認められているわけではなく、あくまで民間医療になるので、シリンジ法が妊娠につながるという実証がない。」と言われ、
病院としては推奨はしないけど、止めることもしない、といった感じでした。
お医者さんによってシリンジ法に対しての考え方には違いがあるようなので、不妊治療と並行してシリンジ法を行う場合は一度相談してみた方がいいかもしれません。
シリンジ法のキット
検索するとシリンジ法のキットは各社から何種類か販売されています。
私が実際に購入し使っていたのが妊活専門店オンリースタイルの家庭用シリンジ法キット「プレメントシリンジ20回分」です。
サイトに一番清潔感があったのでこちらを選びました。
当たり前ですが全て清潔な状態で個包装され、膣に挿入する部分であるカテーテルには触ることなくシリンジに装着することができます。
カテーテルを挿入する際に痛みを感じたことは一度もありませんでした。
最初の1回は緊張しましたが、慣れてしまえば1分かからずに全てを終えることができます。
強いて言うなら、シリンジを扱っている時は寝転んでがに股開きで自分の又をのぞき込んでいるので、かなり無様です。。笑
私は夫にも絶対見られないようにしていました。笑
妊活に疲れてしまった方、悩んでいる方は試してみるのもいいと思います。
もちろん、一度お休みするのも手ですが、女性の妊娠には時間的制約があるのも事実ですから、どうか精神的に追い詰められすぎないように、使えるものは使っていきましょう!
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