不妊治療って、結構話題になること最近増えましたよね。大半の不妊治療が保険適用されることになったり、芸能人が不妊治療を公表したり・・・かなりオープンな世の中になってきたと思います。
かくいう私も、不妊治療を周りに公言しておりました。
なぜ周りに伝えていたかというと、フルタイムの仕事をしながら治療を始めたからです。
経験のある方はわかると思いますが、かなりの頻度で病院に通う必要があります。そのたびにお尻に注射、注射・・・
不妊治療中の方にはわかるネタですよね!
周りに公言しないまま治療を続けるのは、フルタイムの仕事では不可能だと思います。
頻繁に有給、時間給をとりまくっていたら、そりゃ周りの同僚、上司からの印象は
はみ君はいったい何なんだ?理由も言わずにこんなに頻繁に仕事を抜けて・・・
周りの迷惑を考えないのか? えぇーい!窓際に追いやってやるぜー!
っていう事はこの時代ないでしょうが、周りの気持ちは決してプラスではないですよね。
周りの方に100%理解してもらうのは無理でも、職場には不妊治療中であることを伝えておいたほうがいいと私は思います。
不妊治療を公言したことの最大のメリット
何度も仕事を中抜けすることをいちいち説明しなくてすむ、という点で当時職場に公言したことはとてもよかったと思っていますが、それに勝る大きなメリットが、仲間ができたことです。
別部署の20才年上の、それも男性の先輩でした。
その先輩夫婦が長年不妊治療に取り組まれ、かなりの金額をかけたがとうとう授かることなく不妊治療を終えたとのことでした。
奥様はうまくいかない治療の過程で鬱状態となり、仕事を休職した時もあったそうですが、現在はご夫婦2人で仲良く、ともに生きていくことに気持ちを切り替えることができたそうです。
先輩からの一番印象深い言葉
俺たちは戦友なんだよ。大変だったけどそれだけ2人で努力できたから、これからも仲良く生きていくよ。
その先輩が不妊治療は女性がどれだけ大変な思いをするものなのか、話してくれたことで周りの理解が少しだけ得られたように思います。
私は周囲の人にとても恵まれていたと思います。職場の理解を得られずに苦しんでいる方は世の中にたくさんいるはずですよね。
実は私、そんな恵まれた環境にもかかわらず治療の最中で仕事を辞めました!
え…!?
ごめんなさい先輩・・・
いい話をしといてなんですが、
周りの理解が多少あるからって、仕事なんてストレスに決まってんじゃん!
これが真理だと思います。
ただ、退職の理由としてはコロナ渦というのが大きかったです。コロナがなければもしかしたら仕事を続けていたかも・・・
現在、お金はカツカツですが、仕事なんていつでもできる!と切り替えてなんとかやってますので、決して推奨するわけではありません、むしろ全くおすすめしませんが
環境を変えること、ストレスを軽減することは不妊治療において有効なんじゃないかと思います。
何故なら私が、仕事を辞めて3ヶ月で妊娠が判明したからです。
ですので、後悔は全くありません。
あくまで私の場合ですので、仕事と不妊治療の両立にお悩みのあなた。よく考えて自分の人生をよりよく生きましょうね。
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